政策目標|Policy Goals

健全な食生活の実践を推進します

一人ひとりが食を通じて心も体も健康で元気な生活をおくることが大切です。

  • 健康的な食生活を実践するため、栄養面を含めた生活習慣と疾病の関連など、医学教育の充実を推進します。
  • 家庭において、食に関する知識・情報、食文化が世代を超えて受け継がれるための適切な取り組みを行います。
  • 高齢者が健全な食生活により身体機能や生活機能を維持できるよう、支援、環境整備等を促進します。
  • 生活習慣病の予防及び改善のための知識の普及を、国、地方公共団体、関係機関が連携して推進します。
  • 食品の安全性、栄養成分等の食品の特徴その他の食生活に関する内外の調査、研究、情報の提供等を可能にする適切な取り組みを行います。
  • 食品関連事業者等が、食に関する様々な体験活動の機会、より健康に配慮した商品やメニュー及び分かりやすい情報や知識を提供できるための支援策に取り組みます。
  • 農林水産物に関する情報提供を通じて、米を中心に農産物、畜産物、水産物等多様な副食から構成され、栄養バランスに優れた日本型食生活の実践・継承を促進し、地域における食生活の改善を図ります。
  • 学校給食において、地場産物を使用する割合の増加を目指します。また、学校給食における国産の食材を使用する割合の増加も目標とします。
  • 我が国の伝統ある食文化や地域の特性をいかした食生活の継承・発展、環境と調和のとれた食料の生産及び消費等を推進します。
  • 生産者と消費者との交流を進め、環境と調和のとれた農林漁業の活性化と食料自給率の向上を目指します。
  • 地産地消の一環として、地域で発生した食品循環資源を再生利用して得られた肥料や飼料を用いて生産された農林水産物の地域での利用を推進します。
  • 国際的に人体への影響が問題視されているトランス脂肪酸等を含め、栄養成分について食品への表示の義務付けを検討し、生活習慣病の予防及び改善に資する取り組みを進めます。
  • 子どもから成人、高齢者に至るまで、生涯にわたって心身ともに健康で、豊かな人間性をはぐくむことができるよう、ライフステージに応じて、健全な食生活を実践できるための知識・スキルを提供する政策を推進します。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けて取り組みます

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会では、世界中から訪れる選手団や観光客の皆様を、日本ならではの歓迎をすることが期待されています。

  • 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会では、海外からの皆様にさまざまな形で日本の伝統的な食文化である和食の素晴らしさを実感していただき、日本の魅力を最大限に発信します。
  • 日本各地の郷土料理を紹介することにより、地方に観光客を誘導し、地方の活性化を図ります。日本全国に再訪する外国人の増加を目指します。
  • 大会の開催を見据えて、公共の交通機関や建築物、道路等のバリアフリー化を推進します。
  • 言葉の壁の解消を目指し、多言語音声翻訳の普及を図ります。

持続可能な社会保障制度の基盤づくりを提案します

少子高齢化の進む日本において、社会保障制度が健全に運営されるためには、支える現役世代、支えられる高齢世代の間の負担のバランスに対する配慮が重要です。

  • 子供から高齢者まで一人ひとりが健康づくりを続けていけるよう、学校、職場、地域社会における環境整備に取り組みます。
  • 日々の食生活に注視し改善することにより、メタボリックシンドロームや生活習慣病等を予防し、医療費削減による健康保険制度の健全化を図ります。
  • 日本の誇る国民皆保険を次の世代にもつなげるため、医療保険制度改革を行います。
  • 通所・訪問介護、訪問看護およびショートステイ等を組み合わせた多機能型サービスを整備、推進します。

誰もが活躍のできる社会の実現を目指します

若者、女性、高齢者、障がい者等、働く意欲のあるすべての人の多様な生き方、働き方を尊重し、安心した生活を送ることができる労働環境が整備された社会を実現しなければなりません。

  • 働き手の多様性に応じた、さまざまな職業訓練やスキルアップ指導のメニューを開発し、就労の場・就労の形を広げていきます。
  • これからの日本を担う人材を育成するために、企業・組織だけでなく、地域や社会で若者の雇用の場を創出し、生活基盤が作れるように支援します。
  • 仕事と家庭を両立させる支援策を推進し、一人ひとりがワーク・ライフ・バランスを実現できる社会を目指します。
  • シルバー人材センターの更なる活用、高齢者の雇用ルールの見直し等により、働く意欲のある高齢者の方々が生涯現役として活き活きと働くことができる環境整備に取り組みます。

すべての女性が輝く環境を充実させます

女性が多様な個性と能力を十分に発揮できる社会の実現が今、求められています。

  • 出産や子育てを行いながら女性が活躍できる環境づくりに取り組みます。
  • 男女雇用機会均等の確保や、多様な働き方のニーズに対応した就業環境づくりを推進します。情報通信技術を活用した、場所や時間にとらわれない働き方(テレワーク)を推進し、女性の働く場の拡大を目指します。
  • 女性が生涯にわたり、心身ともに健康であるために、医療・保健分野をはじめとする多角的視点から、広く発信します。
  • 女性や生活者の視点にもとづいて防災・復興の取り組みを推進します。